歌集は名刺代わりなり

ブログ
08 /30 2017

「やさしい鮫釣れた?」「いや、さっぱり」「歌でも撒いてみる?」「そうすっか」

松村正直さんのブログ『やさしい鮫日記』に歌集を出版することについて書いてありました(8/27)。

10年前くらいまではみんな歌集を差し上げるような感じで出していたこと。
名刺代わりという言葉もよく聞いていた、ということ。
私は初めて聞きました。
そしてこの言葉を聞いて一晩で、正確に言うと読んだ瞬間、自分の考えが変わりました。なかなかこういうことってない。

赤煉瓦歌会のメンバーの一人と、ついこの間歌集を出すか出さないかについて話したばかり。その方も歌集は出してません。
話していたことは、結局自分の気持ちをうまく歌にできたその瞬間が一番幸せな時であって、そしたら歌集っているだろうか、って。その他。

私も歌をはじめて11年くらいになるので、歌会のメンバーから歌集を出せば?とか言って頂いたり、歌集を出された方から歌集を出すことで得られるプラスの気持ちなども聞いていました。

歌集を出すことに積極的になれない気持ちのひとつに、私の歌って面白くないんじゃないか、というのもあり。
もちろん自分では自分の歌は好きで愛着はあるけど、紙を使ってまで見せる歌なんだろうか。とか。

でも、面白くなくってもいいんだ。名刺なんだし。
それが私だってことなんだもの。

今、楽しい気持ち。

コメント

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写真と会話文、サイコーです(笑)
私も松村正直さんのあの文章を読みました。
私の両親は短歌が縁で結婚しました。父は生涯に一冊だけ歌集を出し、巻末に母の短歌も載せ、歌人仲間や家族に配りました。その歌集は、父亡き後、私の心の支えになっています。
私は子供や孫を詠んだ短歌もいっぱい作りたいです。塔短歌会に入ってまだ2年目で、子供たちが幼かった頃の歌を残せませんでした。
父の歌集の中で、私のことを詠っている歌を読んだ時はとてもうれしかったです。
最近、子供たちが幼かったころの短歌も少し作りました。財産は残せませんが、短歌は残してあげられるかな?
私は、自分が亡き後、我が子と孫が拙歌を読んでくれれば本望なのかもしれません(^^)
福井は朝晩はすっかり秋の気配です。

Re:

藤田咲さま
藤田さんが登場するお父様の歌があるのですね。すてきですね。
そういうことはみんなにあるというわけではありませんからとても貴重なことだと思います。
歌は自分の詠みたいものを詠むしかないですものね。藤田さんもお孫さんの歌たくさん作ってくださいね!

私は、小学生のころから大ファンのミュージシャンがいて「将来、本でも音楽でも、何か自分の作品を世の中に発表することがあれば献辞を入れよう」と心に決めていました。ひょんなことから、昨年末に歌集を出版することになったので、このミュージシャンの曲名をタイトルにして、扉ページに献辞を入れて、ファンクラブのプレゼント送り先へ送りました。とても満足しています。

Re:

佐藤涼子様
コメントありがとうございます。
歌集にHARRY様へ、って書いてありますね。そういうわけだったのですか。あらためておめでとうございます。小学生の時に思ったというのはすごいですね。いいお話をありがとうございます。歌集を自分の読んでもらいたい人に渡すことが出来て、そして読んでもらえたらそれ以上の幸せはないんじゃないかと思います。

ukaji akiko

塔短歌会。ふだんは赤煉瓦歌会に参加しています。スガシカオ好き。気軽に好きなことを書いてゆこうと思います。

プロフィール欄がなぜか二つになっていて直りません。

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