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福岡のお米、脇山米

ブログ・主婦通信
11 /21 2018

椎茸。カブトガニにあらず。

家からバスで40分、50分~くらいずんずん南へ行ったところに脇山という地域があります。ここで採れる「脇山米」は昭和天皇が即位した時の献上米ということで、知る人ぞ知る由緒あるお米です。

私はつい最近まで知らなくて、知る人ぞ知るには入っていませんでした。そちら方面に住んでいる友人から美味しいよと教えてもらい今回初めて買いました。通販もしているとのことですが、うちの近所の区役所入り口で月に一度販売があるというので先日行ってきました。

新米で期待大です!




自転車で5分くらいの場所にある早良区役所。東西にのびる商店街の西の出口を出たところにあります。地下鉄の入り口が見えます。「藤崎駅」。

この階段は松山ケンイチさんが「僕達急行 A列車で行こう」という映画のなかのワンシーンで降りて行った階段です。観ていて、ああ!この駅は!!と、なりました。映画の内容はだいぶん忘れてしまいましたが瑛太さんと一緒に旅をしてほのぼの~した味わいのある映画だったような・・。途中でうとうとしたような・・・。

藤崎駅のマークは藤の花。藤色でなかなか良いです。




目的のお米を発見。5㎏で2,260円だったかな。いつも買うお米より400円くらい高め。品種は夢つくしでした。

天皇に献上する新米は、京都以東を「悠紀(ゆき)」、以西を「主基(すき)」の地方と定めてそれぞれの地方から奉納する慣例だったそうです。悠紀斉田は滋賀県、主基斉田は福岡に決まり、そして脇山が選ばれたということです。

初、脇山米。つやつや。もちもちっとしていて美味しい・・・。
脇山は広々~とみどりがきれいなところ。私の住んでいる場所から少し離れているだけなのに景色がころっと違います。美味しかったし地元のお米だし定番のお米にしようと思います☆彡

近いうちにまた来るよ

ブログ
11 /20 2018

秋です。


福岡市総合図書館。


右隣には福岡市博物館。今日はここの中の売店、本がちょこっと売ってあるところに用がありました。


駐輪場からの通り抜け通路のところの案内。
ん?おもしろそうなのがあってる・・・、と上から順に見ていたら・・・・、ん?


んー??歌合図鑑?どういうのですか?

写真が切れていしまいましたが「黒田家名宝展示 歌合図鑑 ・ 古所山図」と書いてあります。今日は時間がなくて見ることができなかったので、後日行ってみようと思います。海に向かって自転車を漕ぐのでなるべく早いうちに☆彡

自分の評をふりかえる

11 /19 2018

よ~く見るべし

塔11月号の一首評(9月号分掲載分)に、私もブログにひいた歌とその評が載っていました。


母と蝉の脱皮を見てた夕まぐれ やわき世界の風に触れつつ /神山俱夫

私がブログで書いていたこと
(子どもの頃の夏の思い出。母の着替えを、蝉の脱皮の姿と重ね合わせるように見ている。親であり異性でもある母への思慕。「やわき世界の風」はやさしく通過していく少年の時期、そういうものではないかと思います)


今月号の一首評を読み、自分が勘違いしてたとわかりました。

作者は母と一緒に蝉の脱皮を見ていたんですね。評者、吉田京子さんの<二人の間には一体感があり>がとてもいいと思った。連作とこの一首の関係も考えていて、すごいなと思いました。

私がイメージした世界もわるくはないけれど、この歌は、母と一緒に蝉の脱皮を見て世界に触れた、でしょうね・・・。

私がいけなかったのは、母と蝉の脱皮を、の区切りを間違ったことじゃなくて、区切りを一つだけしか考えてなかったことです。最初に読んでそう思ったまま、すーっといってしまいました。

私がひいた歌と一首評が重なったのは、もう少しきちんと読みなさい、という神様のはからいでしょう。


・・・と、さっきここまで書いて記事を読みなおしました。

勘違い、と断つのは惜しい。自分で擁護するみたいですが。そんな気がする。歌としては母と一緒に、というのが自然だし実際そうだったろう。一方で私が感じたようなそういう雰囲気もあるなあと思う。そういう、夢みたいな幻みたいなものを感じさせてくれるところもこの歌の魅力ではないかと思いました。

塔10月号 十代二十代歌人特集☆彡

11 /16 2018
十代二十代歌人特集、今回は参加者が45人もいました。めくってもめくってもまだ続く・・・。どこの結社もこの年代の方は多いのでしょうか。どの連作もおもしろく読みました。それとエッセイ。みんな上手でびっくりします。楽しかったりじーんときたり。とてもよかったです。

文語だけで詠まれてる方が三人かな。二人が旧仮名。一人が新仮名。ちょうど塔11月号の全国大会の鼎談の記録に口語、文語の歌としての特徴など挙げられているのでそういうこと少し意識してこの特集を読むと、またいいのでしょう。

口語で歌を詠む場合、文語と違って文法の間違いは起こらない。だから楽だ、ってことにはならないと思う。なにか、気をつけないといけないこと、気を配らないといけないことはあるはず。それは何かなあ・・と思います。


十首ほど感想。

ぴんく、白、つつじの咲いた生け垣をついたてとし昼寝すホームレス /北野中子
ホームレスをこんなふうにごく自然に詠っているのは珍しいのでは。たくさんのつつじを傍に昼寝をするホームレス。花に守ってもらっているようにも見える。作者の視線はあたたかい。

庭に愛犬のおもちゃが増えていく 姉妹も私も巣立っていない /多田なの
不自由なく居心地がよい、庭、家。巣立たなければという漠然とした焦りが作者にはあるものの、なにか動きにくさが伝わってくる。

一生に祖母が集めた残り布きっと大きな気球ができる /佐原八重
裁縫が好きだったのか、その残りの布も仕舞う、ものを大事にしていた祖母。縫い合わせれば大きな気球が出来るという作者の発想に、祖母への大きな気持ちを感じる。

人波になりながらゆく夕暮れに不動産屋のうちわをもらう /長月優
人波に、世界に溶けこむように歩いていると、ふいに手渡される不動産屋のうちわ。際立つほどに意識される自分が夕暮れの寂しさとともにある。

日記へと書き足されたる淋しさはデスクライトに照らされてをり /永山凌平
書き足したその言葉がほんとうはいちばん書き留めておきたかったことかもしれない。デスクライトから照らされてあらためてそう思ったのじゃないかな。

宿酔が吾を生かしているうちに箱に残った造花を捨てる /髙田獄舎
宿酔と言いながら意識はしっかりしている。宿酔から覚めたら造花を捨てることを躊躇する繊細な部分を持った作者が現れるのだろう。

わたしには陽の陰らない海がある真夏の胸に満ちている海 /森永理恵
「日の陰らない海」。思い出のようでもあり、そこから自分の心の一部になっている。陰らせないように生きている作者の意志があると思う。

うつくしく儚く清いものである寒さを拒んで蒲団に籠る /永田櫂
作者にとって寒さとは人を高めてくれるもの。それを拒んで暖かいほうに行ってしまった。どことなくユーモアを感じます。

ハナミズキ芽吹いた蒼のふたつみつ雨やわらかく抱くように降る /卓紀
情景が優しい。「ふたつみつ」に寄せる眼差し。細やかな雨だろう、「抱くように降る」がいいと思います。

空港の空はあんなに広いのに雲のひとつも想像できない /長谷川麟
その時の気分で想像する雲の形は違ってくるだろう。ひとつも出来ない作者は自分が今どういう気持ちなのかよく分からないのかもしれない。でも、こういうことを考えるなんておもしろいです。

「また明日」と夕日に手を振る幼子に「私も君の明日に行くよ」 /近江瞬
幼子は意味が分かったでしょうか。下句の言葉がとても明るくていいなと思います。二者の間に流れる温かなものが伝わってきます。

塔10月号 若葉集☆彡

11 /13 2018
若葉集☆彡

コンビニの「水が品切れしています」と知らせを貼っている人がいる /松岡明香
非常事態。水が品切れ、と貼り紙をしている人もこのコンビニに水を求めて入った人だろう。次の店に行く前に、あとから来る人の為に貼り紙をする人。作者はその光景が心に留まった。

号外は雨に濡れをり手の中の文字は神殿のごとく崩れゆく /いわこし
号外の文字が雨に滲んでゆく。「神殿のごとく崩れゆく」がとてもおもしろいです。文字の形の崩れもあるだろう。また、書かれてある内容が神殿に繋がるようなこと、例えば、崩れるとは想像しにくかったこと、だったのかも。「手の中の」も見つめている感じがあっていいと思う。

夜の雨ひとつぶ受くるごと空へ伸びゆくみどりあり歩きたし /大堀茜
結句の「あり」「歩きたし」のリズム。作者の「歩きたし」の気持ちを押してくるようです。夜の雨のなかのみどりが力を秘めていながら静か。

二階まで柿の枝伸ぶ小さき実のソフトキャンディーのごとく生りおり /高田圭
食べ物を食べ物に例えるのはあまり見たことがない。むつかしいんじゃないかなと思うけれど、この歌はなんだかかわいい。明るい色をした小さな柿がたくさん生っている。揺らして落としたくなります。

向かい合い茹ですぎたパスタすすってる日曜の昼はゾウより長い /永野千尋
「ゾウより長い」ってゾウの鼻より、ということだろうけれどそう違和感はなく、日曜日のなんとなく重たい感じが伝わってきます。

俯向いてお針する妣手の止まり 神は仏はいないと言いたり /船津祥子
亡くなった母親を思い出しての歌。ちくちく縫い物をしながら何を思ってのこの言葉だったのだろう。手が止まる、ということに何か諦めたような悲しさがある。

からんからんと鐘が鳴る

ブログ
11 /13 2018
晴れです。小学校の昼休み終了の合図の鐘が鳴ってます。これは保護者が鳴らす鐘。手でからんからんからん~!と振って鳴らします。私は今年はもう当番は終わりました。

子が通う小学校は児童数がかなり多く全学年が校庭で遊ぶと子どもやボールがガンガンぶつかって危ない。ということで、5、6年生は小学校の隣にあるグランドを使わせてもらっています。保護者が見守りをするという条件で使用可能になっているので、毎日四人ひと組で見守りが立ち、誰かが鐘を振る、という仕組み。真冬、真夏に立ったことありますがけっこうたいへん。

保護者が鐘を振るなんて、さうさうあることではないでせう。

塔10月号 作品2☆彡つづき

11 /12 2018
昨日よりずいぶん寒い今日です。朝から雨が降ったり止んだりしていましたが、やっと今、晴れてきました。でももうすぐ沈みます。


コーナンにダンボール見に妻と行く老犬入る寸法調べ /作田善宏
飼い犬に死が近いのだろう。コーナンは安く日用雑貨を売る店のイメージがある。飼い犬への気持ちと店の商品の安さとの釣り合わなさ、というものがあると思う。事柄だけが並んでいるけれど切なさが伝わってきます。

次の日の新聞に載ることのない白い風船舞い上がる音 /うにがわえりも
野球観戦の連作のなかの一首。新聞は勝敗、試合運びは伝えるけれど、この白い風船の景色や音を伝えることはない。新聞の向こう側に広がる景色が見えました。

逆光にはっきり見えぬあの人の闇に触るごと歩く癖見る /金原千栄子
<闇に触るごと歩く癖>、どういう歩き方なのだろう。作者はあの人と闇とのぼんやりとした繋がりを思っていて、それが逆光によってはっきり分かった、ということだろうか。闇に触れているわけではないところが、また考えさせられる。

風鈴を呼び鈴代わりに吊る老人風の吹くたび家から出てくる /北野中子
誰か来た、と思ったら誰もいない。風がある日は何度も出てくる老人が、さみしいです。

ご無沙汰です父に詫びつつ線香と煙草たっぷりくゆらせる午後 /森富子
父が好きだった煙草を線香と一緒に立てているのだろうと思う。ご無沙汰ですの言葉と、煙草の煙漂う部屋。作者の想いがその部屋に静か。

帆船のごとく背中を膨らませ夏服の子ら湖へと下る /丸本ふみ
<帆船のごとく>が明るく、力強い。またかわいらしくもある。夏服の薄い生地ならではだろう。風が吹くなかの光景。湖面の輝き。

見慣れきた額縁にある文字の意の本意が判る午睡の後に /塩見香保里
午睡って夜の本睡眠と違い、なにか覚束なさがある。その覚束なさやふわふわしたものから逆に「本意」が分かったというところが面白い。

寝たふりをしてしまいたきさびしさよ表札のなき賃借りの部屋 /福西直美
「寝たふりをしてしまいたいさびしさ」。「寝たふり」ってあっちに行くからからもういいよ、というような、でも呼んでくれるなら行くよ、というような、そんな感じかな。そういう場所にいる作者。とても微妙なさみしさが表れているなあと思いました。

ゆふなみに洗はれてゆく砂の上に立ちて一羽の鳶を探す /近藤真啓
<ゆふなみに洗はれてゆく砂>が美しいです。ゆったりとした景色のなか、作者が探す鳶の一点が見えてきそうです。

塔10月号 作品2☆彡

11 /11 2018

晴れています。パンクした自転車を自転車店に預けて帰ってきたところ、郵便受けに塔11月号が届いていました。ありがとうございます。


雨声とふ言葉を歌に知りたるを月命日の遺影に告げぬ /川田果弧
短歌をしていなければ知らなかった「雨声」という優しい言葉。作者は普段から遺影に日頃のことを語りかけているのだろう。遺影の人は「雨声」を知っていただろうか。亡き人との語り合いが優しい。

途切れてた日記を書いた 消え入りそうだった時間を少し救った /丘村奈央子
日記が途切れるのはどういう時だろうか。気になりながらも書かずに次の日になる。書かなければそのままになってしまいそうなところを、ある日作者は書いてみた。歌からほっとしたものが伝わる。<救った>は自分を救ったというようにも感じます。

すずめはとからすの順がからすはとすずめとなりたる所変はれば /岩上夏樹
観察が面白い歌。それだけではなくて、作者はこの光景を見てなにか元気が出たのでは。作者が考えていた事とこの光景が繋がってなにかひらめく。そういう元気が。

<たいら・しげる>の私が死ねば墓石に<平成之墓>と刻まれるのだよ、きみ
/河村壽仁

<平成之墓>という言葉にびっくり。もうすぐ終わる平成の様々なイメージが浮かんできます。大きな震災があり、明るさのなかにある闇がいろいろなものに形を変えて出てきた事件もありました。明るいこと明るくないこと、いろいろ含んだ<平成之墓>。

暗き絵を見にゆく弾みの湧きて来ずレースのカーテン洗ひてすごす /友成佳世子
絵を見に行くにも弾みは確かに要りそうです。なんとなく元気のない作者。自分の気持ちに沿って家でカーテンを洗う。洗ったあとのレースのカーテンの明るさを思いました。

唐突にダンボールが落ち そう言えば昨夜地震があったと気づく /真間梅子
視点が面白いです。地震の怖さや慌てた感じが去ったあくる日の出来事。地震があってから一日経って物が落ちるずれ、作者の、地震によるものだ、と気がつくまでのずれに現実味があります。

このままで涼んでゐたいと呟けばそつと笑へりコンビニ店員 /大谷睦雄
個人商店主なら、どうぞ涼んでいってください、と言うかもしれないけれどコンビニではそうはいかない。店員は〈そつと笑ヘリ〉くらいしか権限がなさそうです。口には出していないけれど〈どうぞ涼んでいってください〉を含んでいるのでは。歌から優しい感じが伝わります。

にぎやかに灯のなき電球連ねをり烏賊釣漁船は昼の港に /髙野岬
くっきりとした情景が浮かびます。烏賊釣り漁船の昼間の姿、港の潮の感じが静かな情景です。

塔10月号 作品1☆彡

11 /08 2018
11月なのに暖かい。雨が降ってきました。

遠浅の海に拾いし平家蟹かなしき顔のみ子らと見て捨つ /橋本恵美
平家蟹というのは源氏に負けた平家の無念、悲しみの表情が甲羅に現れていると言われている蟹です。子どもとの海の思い出。楽しいというのではなく広い海で悲しみと出会う。静かに詠われています。

虹ほたるガラス細工の馬の脚きれいと思ふもの数へゆく /白石瑞紀
意識してきれいなものを数えていく背景には、きれいではない、反対のものも作者の巡りにあるのかもしれない。「ガラス細工の馬の脚」が個性的で印象に残る。

CT撮り内視鏡してエコーする我が身をこんなに護っていいの /髙畑かづ子
高度な検査をして病から護る、それはもしかしたら不自然なことではないのではないか、と作者は感じる。それもあるし、自分なんかをここまで護っていいのか、という自分というものの価値に思いを馳せているのではないか。

家の鍵忘れて座るスーパーのベンチ意外に低く作らる /永田聖子
鍵を持った家族が来るまで待っている場面だろう。存在は知っていたけれど座ったことはなかったスーパーのベンチ。座って見えた景色が新鮮。

時間だつて皆でつぶせば怖くない老人ホームで風船をつく /河原篤子
時間を持てあます不安というものが歌から伝わる。皆でつぶせば怖くない、として風船をついているが作者はまだどこか不安な気持ちがあるのではないだろうか。

気がつけば手の写真なく六歳の白き右手を大きく写す /高橋武司
「手の写真がない」と、どういうことで気がついたのだろう。バイバイ、をされた時などだろうか。「右手を大きく写す」普通の言葉だけれどとてもいいなと思いました。

コロンビアに勝ったことなど共通の話題のように話しかけたり /中山悦子
作者は話題を探し、相手は話題をふられれば話す、というくらいの距離ではないかな。コロンビアに勝ったことは特に重要ではない。作者の微妙な心の動きがあると思います。

それだけで完成されてる竹輪さえ磯部揚げへと高めるこころ /相原かろ
竹輪という完成形。なのになぜ?という気持ちもありそうだ。さらに上を目指す人間のこころに作者の敬意もある。「高めるこころ」がいいと思います。そして、極めた完成品が、「ちくわ」「磯部揚げ」という高級品ではないところが面白い。

「風」というTシャツを着た老人とすれ違いたり振り向きがたく /相原かろ
振り向きがたい、振り向いてはいけない。この老人の存在を強く感じた作者。老人を風そのものに感じたのか。すれ違っただけの作者と老人とがくっきりしている。

銀行の本棚の本

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11 /08 2018
いつも行く銀行のフロアに小さな本棚があります。支店長あたりの人がもう読まない本のひとつの置き場として個人で設置したものだろうと思う。横幅は冷蔵庫二つ分くらい。今回新たに村上春樹の『風の歌を聴け』の初版単行本が置いてありました。(わ・・・。貴重・・・!)と手にとって、じんわりとした幸せな気持ちを味わって、もとの場所に戻して家に帰りました。それが二週間ほど前のこと。昨日、本棚の前に行ったら『風の歌を聴け』が見当たらない。あれ?と思って手前に並んでいる本をずらして奥を確かめたけれどない。誰かが借りていったのか。貸し出し出来る本棚だから姿が見えなくてもおかしくはないんだけど、う~ん、戻ってくるよね・・・。普段、この本棚の前に人が立っているのを見たことがないけれど、見てる人はやっぱりいたんだ。もしかしたら、行員の人に交渉して譲ってもらったのかもしれないなあ。あり得る。借りただけならいいな。あの普通の本棚に置かれてあってほしい。今度行ったらまた確かめてみよう。

ukaji akiko

塔短歌会。福岡市在住。ふだんは赤煉瓦歌会に参加しています。