ロシア、福岡、博多かな

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11 /16 2017
秋らしい気持ちのいい日。今日は天神でランチをしたあと博多駅に行く用事があり駅まで歩いた。地下鉄だと天神、中洲川端、祇園、博多の駅三つ分。

今日お昼に行ったお店はロシア料理「ツンドラ」。1960年創業の福岡では古いお店。私が10歳の時に亡くなった父がたまに連れて行ってくれていた。時々ふいに行きたくなるお店。

当時の値段は幾らくらいだったのだろう。今はボルシチランチが900円、グリバーミランチが1520円。その上のスペシャルランチもある。場所や、美味しさ、雰囲気から見てこの値段は全く高くない。
美味しい。肌寒くなるこの季節からがことに美味しい。



マトリョーシカがお出迎え。
店内はレトロで落ち着いている。静かなクラッシックが鳴っていてゆったりする。


看板メニューにピロシキ、ボルシチ、グリバーミがある。
お店の料理の写真を撮るのがいろんな要素から好きではないのでこの三人に託してみる。


出演 カラマーゾフの兄弟

「は!こいつは驚いた。アリョーシャ、お前も一口食ってみろ、このピロシキを!まるで俺たちの国の味がしないか?ああ!思い出すなあハチャメチャな奴らとの日々!まるでこの具じゃないか。そしてこのボルシチのこの赤色。この赤色はどうだ。何で店主は俺の心の色が分かったんだろうな。」
「ほんとうだね。兄さんが喜んでくれて嬉しいよ。イワン兄さんも早く来ないかな!」
「おおかた神様と散歩でもしてるんだろうよ。自分とうりふたつの神様とな。あいつはこのボルシチの色や味など分からんさ。あいつには沈む夕日だって赤ではないのさ。」
「そんなことないよ。今日お店を予約したのだってイワン兄さんなんだから!あ、来た!ほら、グリバーミを食べたいなって顔して、ぼくたちと一緒にね!そんな顔して向かってきてるよ!」

キリがないのと、グリバーミを語らせるのを考えるのに時間がかかりそうなので終わり。

グリバーミと言うのはつぼ焼きシチューのこと。
グリバーミだけ撮らせてもらった。
なかにキノコのホワイトシチューが入っている。
上のパンを細く長いスプーンで崩しつつ、シチューにつけつつ食べる。あつあつ。


食後に200円でロシアンティーがつく。ジャムが入って甘酸っぱい紅茶。ツンドラは最後まで美味しい。

ピロシキ、ボルシチ、グリバーミ、ロシアンティーのあつあつ続きで身体はぽかぽか。

ロシアを出て、博多駅方面へと歩く。


アクロス福岡というビル。会議があったり、クラシックコンサートなども開催される。これは裏の広場側から見たところ。表の道路側に出て西に歩けばさっきの「ツンドラ」に繋がる。

歌会会場の赤煉瓦文化館はこのビルの表を背にして立ち道を渡って50メートルくらい歩いたところにある。


ビルを横から見たところ。階段状の壁面に灌木や草が植わってる。建ったころは植えたばかりでほとんど何もなかったのにいつの間にかこんなに育った。植木のための水と思うが上から流れてくる時間があって一階の喫茶店の軒先からさらさら落ちていく。

博多駅へ進むを続ける。東に向かって橋を渡る。
橋を渡れば博多区。さっきのビルまでは中央区。武士の町福岡と、商人の町博多がここで句切られる。


中洲川端商店街。昔からある商店街。写真奥は南の方向。博多駅へ行くにはどこかで南へ折れないといけないのでここから折れて進む。今の時期、せいもん払いがあっている。

アーケードの先にはキャナルシティ福岡という買物、映画館、劇場が集まった複合施設がある。これが出来たので一時期閑散としていたここの商店街にも新しいお店が増えて人が多くなった。昔からのお店は仏壇、刀剣、提灯、などがある。

せいもん払いは、誓文払いといって大阪の蛭子であっていたものを博多の漬物商人がこれはいいぞ、と思って博多でもするようになったということだ。もうけを抜きにしての大安売り。


そして角を二つほど曲りながら歩き博多駅に着いた。
街案内風のブログにする予定じゃなかったので博多駅の写真や途中の神社の写真がない。

ひとりでできるあそびかな

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11 /15 2017
秋の陽射しが眩しい。

詠草には書かないのでここに記す。
去年総合誌の企画で歌遊びなるものがあってそれを見て作った歌。
若冲展が遠くで話題になっていた。


若冲は動物たちに人気だよ鹿は広重好きなんだって /宇梶晶子


歌に吉川宏志(ヨシカハヒロシ)を入れた歌。
皆はあっちが好きっていうけど自分の好きなものに素直になりましょうという深読みも出来る。
吉川さんにしたのはその企画に連作が載っていたから。


かわいい仕上がりになってこの一首はお気に入り。

YOU RAISE ME UP

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11 /12 2017
知り合いがゲスト演奏としてバンドで出演するというのでライブハウスに聴きにいった。

そのバンドにいた堀北真希似のバイオリニストのかたがすごかった。

「YOU RAISE ME UP」の2番のところから歌い始めてその歌声がほんとうにきれいで素晴らしかった。

たくさん水を湛えたおおらかな樹みたいな歌声というか。

行ったのは週半ばなのに、その時の歌っている姿がまだすぐそばにあって曲が鳴る。

主に地元で活動されているようなので機会があればまた行きたいなあ。

それはさみしくないのかな

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11 /09 2017
ギャラリー白川で開催されていた「高安国世・高安醇 父と子作品集」展覧会。
その展覧会の絵が売れたと聞いて思っていたこと。

絵を気に入ってくれる人がいる歓び。
絵が売れるのは画家にとっては嬉しい。

その時さみしさっていうのはないのかな。手元から離れると再びは見ることはないかもしれないけど。

本とか楽曲なら手元に残るけど。

歌なら書き留めとけばいいし、覚えてて声に出すこともできる。

でも絵はそうは出来ない。

どの絵が買われていったのかなと想像していてそんなことを思った。

ふと見つかった双子歌

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11 /08 2017
たまにやってくる片頭痛。すごく痛いのが年に一度か二度あってそれが一昨日の月曜日にやってきた。頭のなかで誰かが鳴らす銅鑼の音。ごわ~んごわ~んと、最初は頭の左だけだったのにいつしか全部に広がりゆけり。寝たら寝たで枕にあたる頭のところが痛い。普通の状態がどれだけ幸せなことかを思い知る。

そういうわけで月曜日は、日曜日に出会った双子歌を書くことも出来ずに寝ていた。

双子歌。

いつもはその月の塔のなかの双子歌を書いているけど、今回出会った双子歌は塔10月号の歌と高野公彦さんの歌。


それを見つけた経緯。

家族とのやりとりで心のけっこう奥からカチンときた
      ↓
でもまあ私も少し悪いとこあったか
      ↓
まあ7割はわたしが良くなかったとして
      ↓
この感情の置き所をいかにせむ
      ↓
高野公彦さんの歌をぱらぱら~とめくる
      ↓
心がほろほろ~っとほぐれてく
      ↓
塔10月号との双子歌発見
      ↓
カチンときてたものの消滅

双子歌の定義・・・ある視点で見て、似ているなと思う二首を双子歌とする。その人が双子歌だと思えば双子歌。


今回の双子歌は次の歌。

とほき日に別々の<死>が待ちをらむ街列(なら)びゆく黄帽の園児ら   
 高野公彦(地中銀河)


センターまで210日この中ではじめに死ぬのはだあれ、どうして     
 井出明日佳(塔10月作品2)


今は横並びにいる者たちのその先に待ち受けているであろう、それぞれの死。
ふと、その訪れのことを作者は思っている。
井出さんの歌はその中に自分も含まれている怖さがある。


高野さんの歌を読んでいると、女人、女体、乙女、女男、とか交わり、性欲とかがよく出てくるけど、それが普通の呼吸の感じで詠まれてる。慈しむものをたくさん抱えているように感じる。読んでいて優しい気持ちになる。
あと、なんだか面白い歌もあってすごく自由な感じがいい。

ukaji akiko

塔短歌会。ふだんは赤煉瓦歌会に参加しています。スガシカオ好き。気軽に好きなことを書いてゆこうと思います。

プロフィール欄がなぜか二つになっていて直りません。

Happy go Lucky!