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からんからんと鐘が鳴る

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11 /13 2018
晴れです。小学校の昼休み終了の合図の鐘が鳴ってます。これは保護者が鳴らす鐘。手でからんからんからん~!と振って鳴らします。私は今年はもう当番は終わりました。

子が通う小学校は児童数がかなり多く全学年が校庭で遊ぶと子どもやボールがガンガンぶつかって危ない。ということで、5、6年生は小学校の隣にあるグランドを使わせてもらっています。保護者が見守りをするという条件で使用可能になっているので、毎日四人ひと組で見守りが立ち、誰かが鐘を振る、という仕組み。真冬、真夏に立ったことありますがけっこうたいへん。

保護者が鐘を振るなんて、さうさうあることではないでせう。

銀行の本棚の本

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11 /08 2018
いつも行く銀行のフロアに小さな本棚があります。支店長あたりの人がもう読まない本のひとつの置き場として個人で設置したものだろうと思う。横幅は冷蔵庫二つ分くらい。今回新たに村上春樹の『風の歌を聴け』の初版単行本が置いてありました。(わ・・・。貴重・・・!)と手にとって、じんわりとした幸せな気持ちを味わって、もとの場所に戻して家に帰りました。それが二週間ほど前のこと。昨日、本棚の前に行ったら『風の歌を聴け』が見当たらない。あれ?と思って手前に並んでいる本をずらして奥を確かめたけれどない。誰かが借りていったのか。貸し出し出来る本棚だから姿が見えなくてもおかしくはないんだけど、う~ん、戻ってくるよね・・・。普段、この本棚の前に人が立っているのを見たことがないけれど、見てる人はやっぱりいたんだ。もしかしたら、行員の人に交渉して譲ってもらったのかもしれないなあ。あり得る。借りただけならいいな。あの普通の本棚に置かれてあってほしい。今度行ったらまた確かめてみよう。

トークイベントに行きました

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10 /28 2018
25日夜、天神で行われたトークイベント『短歌読みます』に行きました。
トークする方は大森静佳さんと染野太朗さん。大森さんが福岡に来られるなんて滅多にあることではないので、天神の片隅で大森さんが話している光景がなんとなく不思議でした。赤煉瓦歌会からは私ともう一人が参加しました。

トークの内容は、<特別な意味はないように見えるの歌>の味わいや魅力についてを中心に、若いかたの歌や話題になっている歌集の紹介などもありました。

「意味はないように見える歌」を大森さんは「過るもの」「無意識に忠実」というふに言われていてなるほどなあと思いました。

考えはじめると深くて終わりのないテーマのようにも思いますね・・・。

大森さんまた来てほしいなあと思いました。九州は本州から見たら遠い島。

『文学よもやま話』 続き2

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10 /24 2018
『文学よもやま話』では、戦争の話も時々出てきます。池島さんは明治42年生まれ。同じ年生まれの大岡昇平さんがゲストの時は、戦地での体験や内地での軍の体験の話、日本の軍隊に対して思うこと、現在の若い人について思うことなどが分かり合える共通のものとして話されています。

池島さんより26歳年下の大江健三郎さんがゲストの時も戦争についての話は出てきますが、それは戦後浮かび上がってきている問題についてが多いです。いろいろなことについてお互い同じような意見で話しているのですが、対談の終わりのほうで、上の世代が下の世代を見て思う池島さんの想いと、それに対しての大江さんの想いの違いが書かれてあります。

(池島)…わき目もふらずやってきたのになあ、作ってきたものを問われて壊されて裏切られた気持ちがする
(大江)学生諸君も傷ついた人たちがたくさんいます
(池島)何が傷ついたんですか?そんなもの、すぐに治ります

・・・と続きます。

池島さんの気持ちは正直なものだろうと思う。ふっと、思っていたことを話されたんだと思いますが、同じ歳同士の話ではなくだいぶ年下の大江さんに言うというのは、大江さんにはそういう気持ちを話してもいいような雰囲気があったのかもしれないなと、読みながら思いました。大江さんは、自覚、自戒、責任など自分のことを話す時によく使ってあります。


対談集『文学よもやま話』、戦争のことだけでなく、いろいろな話題、笑う話もありどれもとても面白かったです。
とくに印象に残った対談
<野坂昭如ー死を引きつけて生を確かめる>
<大岡昇平ー戦争はあれもこれも辛かった>
<大江健三郎ー人間に対する信頼を回復すべく>
<司馬遼太郎ー日本人とは何かを日露戦争で>

ちょっと難しい話もありましたが、なるほどなーと思って読みました。ゲストの作家は戦中戦後の人がほとんどで、亡くなっている人も多い。戦争を直に知っている人がいない世の中になっていく、そう思ったら、なにか大事なものが欠けてしまっていくような気がしました。

(池島信平対談集『文学よもやま話』 昭和四十九年/文藝春秋)

『文学よもやま話』続き

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10 /21 2018
『文学よもやま話』<上>に井上靖さんの歌が載っていました。高等学校一年生か二年生の時、金沢に帰るのに米原から北陸線に乗りかえての、その時の車窓風景ということです。


大土呂と鯖江の間(あい)の雪の原に人一人あり、田を鋤きてあり

(井上)歌の形を成していませんけれど、その忘れられない旅情にひき出されて、歌というものをはじめてつくったんです。

と書かれてます。景色の大きさ、心のうごきがいいなと思います。月集あたりに自然に載っていそうだとも思いました。


車窓ということで、なんとなく、語の順から大土呂が先に過ぎて鯖江が来るような感じがしたのですが、井上靖さんの言う通り金沢に向かって行くとしたら鯖江が大土呂よりも先に来るみたいです。今現在の北陸本線では鯖江と大土呂の間は普通電車で七分間。間に北鯖江駅アリ。です。(調査助手スマートフォン君)

(つづく)

ukaji akiko

塔短歌会。ふだんは赤煉瓦歌会に参加しています。スガシカオ好き。気軽に好きなことを書いてゆこうと思います。

プロフィール欄がなぜか二つになっていて直りません。

Happy go Lucky!