愛とセンスのみせどころ

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09 /15 2017

 「THE THREE ROBBERS」トミー・アンゲラー/今江祥智訳/1969年/偕成社


前記事からの流れで少し。

「すてきな 三にんぐみ」の英語の題名は「THE THREE ROBBERS」。
それが、「すてきな 三人ぐみ」となっているので最初読んだとき、ほぉ~!っと思いました。
こんなに素敵な題名を付けられて、この絵本は。


次のページ。
三人のシルエットのなかの、この目つき。
すてきな三人ぐみと呼んでいるのが楽しすぎる。

実際に物語でもすてきな三人なのですが、題名に泥棒の語を入れないことなど訳者には決断力がいると思う。
「すてきな 三にんぐみ」という題名は最高。


原題と日本語の題がけっこう違う絵本。自宅の何冊かを見てみました。

「TODAY WAS A TERRIBLE DAY」パトリシア・ライリイ・ギフ作/スザンナナイティ絵/秋野翔一郎訳/2006年/童話館


「THE PLANT SITTER」ジーンジオン作/マーガレット・ブロイ・グレアム絵/もりひさし訳/1981年/ペンギン社


「TWO LITTLE TRAINS」M.W.ブラウン作/J.シャロ―絵/与田準一訳/1979年/岩波書店


「CANNONBALL SIMP」ジョン・バーニンガム作/渡辺茂男訳/1995年/童話館

という感じです!
英語得意な人はどちらの題がしっくりくるとかあるのかもしれませんが、並べてみるとなかなか楽しいです。

the fantastic four

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09 /13 2017


小学校で読み聞かせのグループに入ってます。と言っても高学年は月イチ。今日は低学年のピンチヒッターとして行きました。

穂村弘著の「ぼくの宝物絵本」に載っていた「火打ち箱」というアンデルセンの絵本を先日図書館に探しに行ったけど、貸し出し中。
「すてきな三にんぐみ」を今日は読みました。あと一冊は「あな」(谷川俊太郎)。

この絵本はうちの本棚所蔵。好きな絵本の一冊ですが、今日これに決めたわけは
 

           ↓  

これを見に行ったつながり!

昨日、天神まで行く用事があったのでついでに見てきました。
スパイダーマンとかアイアンマンとかを生み出している「MARVEL」の展覧会。

アメリカのマンガは悪者をやっつける単純なものというイメージがあったけど、歴史とかちょっと知るとなかなかいいんだね、と思いました。アイアンマンがアル中になるストーリーもあったり、社会を反映してきたようです。

それで、どうして「すてきな三にんぐみ」につながったかというと、展示されていたマンガの中に「the fantastic four」というものがあり、その題名がいたく気に入ったからです。


fantastic four!

いい題名だ!と思って。


そして、うちの本棚の三人を今日は起用したというわけです。

学校を休んでいた次男と行ったのですがなかなかファンタスティックな一日でした。

写真撮ってもらっていいですか、と頼んできた若者二人をアイアンマンのスーツの前に立たせて撮って、その二人が来て良かった、めっちゃ良かった、と嬉しそうに言っているのを聞きながら、「今まで単純なマンガだとばかり思っていてごめんよ。」とひっそり思いました。

大好きなものを見に行くのもいいけれど、普通と思っているのを見に行ったり体験したりするのもいいものなんだと思えた、やっぱりファンタスティックな一日でした。


「すてきな三にんぐみ」 THE THREE ROBBERS 
/トミー・アンゲラー /1969年 /偕成社

答えはふいにやってきた2

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09 /06 2017

(質問する予定ないけど読んでみたっていいでしょう)

一番最近の、そうだったんだ!の話。歌には関係ありません。

10年くらいか数年くらいか前に富士フィルムが化粧品のCMをしているのを見て、フィルムが売れない時代になったから化粧品をするのかな、違う分野みたいなのに、と思いました。どこかで繋がっているんだとは思うけれど・・・って。

時は流れ、塔全国大会の旅路のおともに持っていったこの本の
「コダックは潰れたのに、どうして富士フィルムはサバイバルできたのか」の章にきちんとした答えが書かれてました。

カラーフィルムのベース上には20ミクロンほどの厚みの中に、約20の乳化剤(コラーゲン溶剤)の層が添付してある。その中の任意の化合物を目的の場所で反応させる技術が化粧品や医薬品を作るのに役立つ。

富士フィルムには、会社に産業材料部という部があって、いつも何かに応用できないか研究していた。
コダックもある程度同じようなことをしていたけれど(以下続く)・・・。

なるほど、とすっきり。
解決記念と思って薬局でその化粧品をお試しに買ってみました。

この本は、経営者等のゲストを招いてインタビューする際の村上龍の質問の作り方と、質問、ゲストの答えから主になってます。
読んでみて大手企業やチェーン店の見方がけっこう変わりました。経済というよりは、人の部分のお話です。サイゼリヤの話が面白かったです。

カンブリア宮殿「村上龍の質問術」 村上龍/日経文芸文庫 2013

答えはふいにやってきた

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09 /03 2017

「そんなことも知らなかったのか」「そう」

ブログのタイトルは大げさだけど、大体の人にとっては、そんなこと知ってたよ。って感じのことです。

昨日のブログで子規の名前が出たので今日はその繋がり。


子規が短歌の改革をしたとは聞いていたけど、政治みたいな組織もないのにどうやって改革は広まったんだろうと思ってました。

俳句や歌はそう派手なジャンルではないし、「歌よみに与ふる書」を弟子のような人達が手にとったとしても、改革というほど広まるもの?と思って。どうやって皆に知れ渡ったんだろうと。

そんななか、少しまえに『子規から相良宏まで』を読みました。

そしたらページを開いて間もなく、<子規が短歌の改革に乗り出したのは「日本」という新聞に「歌よみに与ふる書」という評論を書いたことから・・・>というふうなことが書いてありました。

私は「歌よみに与ふる書」は最初から書物だと思ってました。

新聞の連載だったんですね。そうしたら、歌詠みだけでなく新聞読みにも読まれただろうし、俳人にも本好きの人にも読まれただろうし広まりやすかったんだと思う。

素朴な疑問いちおう解決!


素朴な疑問、8ページ目にして解決。

講演集なのですらすらと読めます。「高安国世から見た近藤芳美」の章をまずは読みたくて購入したのですが、どの章も知らないことがたくさん書いてあってとても良かったです。評伝などの類は書かれてる内容が大事とは思うけど、書いた人の素の部分のようなものがたまに出たりして、そんなところも面白いです。

『子規から相良宏まで』大辻隆弘講演集 /2017年/青磁社

広がっていた秋の空

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08 /31 2017


約4か月間の改修工事がもうすぐ終わる。朝、足場が解体されていくベランダから久しぶりにシート越しでない空を見た。秋の空。8月は今日でおしまい。
8月のいろいろなこと、ありがとう。

ukaji akiko

塔短歌会。ふだんは赤煉瓦歌会に参加しています。スガシカオ好き。気軽に好きなことを書いてゆこうと思います。

プロフィール欄がなぜか二つになっていて直りません。

Happy go Lucky!